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掲載日付:2018.03.24

離島医療の在り方

こんにちは。研修医2年目の田中雄大です。

普段は湘南鎌倉総合病院で勤務していますが2,3月は応援も兼ねて与論徳洲会病院で研修をさせていただきました。

元々勤務していた湘南鎌倉総合病院はその地域を担う急性期総合病院ということもありマンパワーや物資などの医療資源が豊富でしたが、それがいかに恵まれた環境であったのかということを実感しました。使える薬品に限りがあり、医療従事者も患者数に追いついていない。そういったギリギリの環境の中で勤務されている方々のおかげで島の健康は支えられていました。自分自身もそういった環境で勤務させて頂くことで、日々の診療の中で様々な状況や事情が重なったその時々に応じたベストな選択をしなければならないことが多かったように思います。また、そのベストな選択が誰にとってのベストなのかなど考えることは尽きず、医師としても人としても成長させてもらいました。

自分は3月いっぱいで終了となりますが、今後も与論徳洲会病院は与論島にとって医療、観光など様々な面でなくてはならない存在であり続けると思います。その時にまたいつか力になれるように、今回勉強させてもらったことを糧に自分自身も今後も頑張っていきます。

2か月間本当にありがとうございました。


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